11月16日BattleBots会場に初めて行きました。会場はAll American sports parkで、空港の近くにあるスポーツ公園です。このスポーツ公園の中ではパターゴルフやロッククライミング、バッティングセンターなどもあります。BattleBotsのリングはこの中に設置されています。

ピット(ロボットの控え室)は駐車場に張られたテントの中です。11月のラスベガスは、朝夕は冷え込みます。ロボットが到着していることを確認し、車検の準備をします。梱包されたロボットは取り出すのも大変です。ロボットを運ぶための台車も持たずに行き、どうなるかと思いましたが、これは準備してくれました。
重量測定です。私はHeavyweightに参加したので116-210ポンドです。1ポンドは453.6gです。アメリカでは単位系がポンド、フィート、ガロン、Psiなど日本とまったくことなり、会話が大変です。いちいち換算しないとイメージがつかめません。
車輪がないロボット、すなわち歩行型ロボットは重くてもOKです。

アイアンイーグルは1940ポンドで余裕を持って重量をクリアーしました。
つぎは無線のチェックです。
まず、ロボットの電源をオンします。この状態でロボットが動いてはいけません。プロポをオンして動作を確認します。次にプロポをオフしてロボットが動かないことを確認します。これは単純なことですが、実は大変なことなのです。プロポによってはこれができないものもありますので注意が必要です。デジタルタイプでは受信機が前の状態を維持するものが多いので問題ないでしょう。
コンピューターを搭載する場合も同様にチェックが必要です。
このチェックは安全にかかわるものですので厳しくチェックされます。問題が解決するまで対応しなくてはなりません。

無線の混信防止のため洗濯バサミが準備されています。同じ周波数のプロポの場合、この洗濯バサミを持っている人がその周波数を使用することができます。お互いに連絡をとりあって、ロボットのテストをする必要があります。

会場のトラックはすべてこの大会のために集まったものです。会場が設営されていますがこれらを運んできたトラック、テレビ局のスタッフルームや撮影機器などがトラックの中にあります。
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