T.Nishimura

BattleBots in Las Vegas

1.まえがき

 いよいよ21世紀が始まりました。昨年の暮れにROBODEX2000が横浜パシフィコで行われをホンダソニーのロボットが多くの人たちの注目を浴びました。いよいよロボットが歩き始めたのです。


 新年の新聞やテレビでは鉄腕アトムはできるか?などの議論をしています。ロボットは歩けるかという議論をはるかに超え、人間の心を持つかどうかという議論なのです。しかしながらまだロボットは歩いたりやおどることができたばかりで、ジャンプしたり走ったりすることすら、まだできないわけです。鉄腕アトムのようにロボットが人間の心をもつことは21世紀中にできるかどうかは分からりませんが、鉄腕アトムに近いロボットはできるでしょう。このようなロボットの進展にロボットコンテストは大きく貢献できると思います。

 私はいすゞ自動車でディーゼルエンジンの開発をしています。最近、東京都知事などのディーゼルパッシングで更にきびしい仕事が続く日々となりました。ディーゼルエンジンは確かに黒煙を出し、環境に対して問題です。研究所では排ガスやCO2の発生の少ないディーゼルエンジンの研究を進めています。ロボットばかりでなくたまには環境問題やディーゼルエンジンのことについても考えて頂きたいものです。
 以上のホームページをご覧になれば環境問題やディーゼルエンジンのことが理解頂けます。そして私たちの仕事が大変だということもご理解いただけるのではないでしょうか? こんな仕事の合間にロボットを作ってリフレッシュするのが私の日課となっています。いろいろなロボットを作ってきましたが、もっとも迫力のあるロボット大会、BattleBotsに参加したので、その概要をレポートします。


 

BattleBotsの行われたラスベガス

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